東ティモール伝統織物タイス

首都ディリのタイスマーケットで、タイスを織る女性

東南アジアを中心に、様々な布や織物が世界中にありますが、東ティモールも例外ではなく、「タイス」と呼ばれる独自の伝統的な織物が存在します。

貨幣経済が浸透するより以前は、タイスが貨幣としての役割も持つほど文化として広がっていました。タイスは東ティモールで冠婚葬祭を中心に身に着けられるもので、その生産を担うのは女性です。植物や泥といった自然から取れるものを使った天然の染色や様々なモチーフは見る者の目を楽しませてくれます。

しかし、近代化が進むにつれ、こういった文化は失われていこうとしています。洋服を身に付けることが増えたことによってタイスを着る機会が減り、その需要の減少と共に生産者は減少しています。

東ティモールには多くのものが輸入され、多くの若者は海外に目を向けます。しかし、2002年の独立以降国づくりを進める東ティモールのアイデンティティの1つともいえる文化「タイス」をここで失ってしまっていいのでしょうか。

私たちHaLuzは、現地で買い付けたタイスやタイスグッズを国内イベントで販売をし、その魅力を発信しています。